雪まつりに向け準備開始、札幌 大小192基の像を制作へ

「第70回さっぽろ雪まつり」会場の大通公園にトラックで運び込まれた雪=7日午前、札幌市中央区

 札幌市で開催される「第70回さっぽろ雪まつり」に向け、雪像制作に使う雪を郊外から市中心部の会場に運び込む作業が7日、始まった。同市中央区の大通公園などに5トントラック約6千台分の雪を運び込み、大小192基の雪像や氷像が作られる予定。

 陸上自衛隊員延べ約1万人が、雪の運搬と像の制作に当たる。雪は札幌市郊外の公園などから29日までの22日間で輸送する予定だ。7日は大通公園で雪輸送開始式が開かれ、トラックから雪が下ろされた。

 さっぽろ雪まつり実行委員会の柴田龍会長は「雪まつりは世界中の人々が訪れる国際的なイベント。盛大に開催されることを期待したい」と話した。


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