2019年1月5日 08:50 | 無料公開
パリのルーブル美術館で、「モナリザ」を撮影する人々=2018年12月3日(ロイター=共同)
【パリ共同】パリのルーブル美術館は5日までに、2018年の入館者数が前年比25%増の約1020万人に上り、過去最高を更新したと発表した。世界の博物館・美術館の中でもかつてないほどの記録だとしている。
ルーブルは「外国人入館者数が大きく伸びた」と指摘。15年の同時多発テロなどで落ち込んだパリへの外国人観光客数が回復していることや、米人気歌手ビヨンセさんとラッパーのジェイ・Zさん夫妻がミュージックビデオを館内で撮影したことなどを理由に挙げた。
フランスのメディアによると、これまでルーブルの入館者は12年の約970万人が最高で、17年は約810万人だった。