米議会、女性議員最多の127人 人種も多様、日系は減る

米下院議長に選出されたナンシー・ペロシ氏(左から2人目)とラシダ・トレイブ議員ら(右端)=3日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米連邦議会の新会期、第116議会では上下両院(計535人)の女性議員の人数が過去最多の127人となり、女性の政界進出は歴史的な節目を迎えた。下院議長も女性のナンシー・ペロシ氏(78)が選出された。主に民主党で多様な民族や人種の議員が就任したが、日系米国人の議員は4人から3人に減った。

 今年は女性参政権を認める合衆国憲法の修正が上院で可決されて100年で、ペロシ氏は議長選出後の演説で「節目の年に女性議長になることを誇りに思う」と語った。

 新議会の女性議員は下院が102人、上院が25人。党別人数は民主党が106人、共和党が21人。


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