2019年1月4日 09:14 | 無料公開
【ロサンゼルス共同】米国境警備当局が1日、メキシコとの国境地帯で不法入国を図った移民ら約150人に催涙ガスを使って制圧したことを巡り、メキシコ外務省は3日、「遺憾だ」と反発し、トランプ政権に対し徹底調査に基づく経緯などの説明を文書で求めたと発表した。
米当局は昨年11月末にも不法入国を試みた移民らに催涙ガスを使っており、確認されただけでも今回が2回目。子どもを抱えた母親に向けても発射したとの報道があり、メキシコ外務省はこの際も抗議した。
米野党民主党や人権団体も催涙ガスの使用に批判を強めている。