6日午前に全国で「部分日食」 3年ぶり、北で欠け大きく

 月が太陽の前を横切る際に太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が6日午前、天気が良ければ日本全国で観察できる。北に行くほど欠ける割合が大きくなる。国内で部分日食が見られるのは2016年3月以来、ほぼ3年ぶり。

 ただし、正しい方法で観察しないと目を傷める恐れがある。国立天文台は肉眼ではもちろん、サングラス、下敷きなどを通して見るのもやめるよう注意。厚紙に小さな穴を開け、紙の影の中に太陽の形を映す「ピンホール」や、専用グラスを使うよう呼びかけている。

 国立天文台によると、日食の始まりは札幌市で午前8時46分、東京で同43分、那覇市で同50分。


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