野党幹部、基・破・嘘で政権批判 今年の漢字、1年の政治を回顧

 「基」「動」「破」「嘘」。野党幹部は、それぞれ今年の漢字を示しながら1年の政治を回顧する。森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざんといった不祥事や、働き方改革関連法、改正入管難民法の採決強行など安倍政権批判が相次いだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は「党の基礎づくりの1年だった」として「基」を挙げた。

 「動」とした国民民主党の玉木雄一郎代表は5月の結党、自ら勝利した党代表選に触れた。

 共産党の小池晃書記局長は「破」と手書きし「重要法案を破れかぶれで採決強行する政権は破綻している」と訴えた。社民党の福島瑞穂副党首は、「『嘘』が支配する政治だった」と強調した。


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