衆院沖縄3区補選に新人擁立へ 辺野古移設反対派

屋良朝博氏

 沖縄県知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う来年4月の衆院沖縄3区補欠選挙に、玉城氏が所属した自由党県連は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対するフリージャーナリストで新人の屋良朝博氏(56)を擁立する方針を固めた。複数の関係者が26日、明らかにした。近く正式に立候補を要請する。

 同補選は来年夏の参院選の前哨戦として位置付けられる。沖縄3区は辺野古を抱えることから、今年9月の県知事選と同様、辺野古移設の是非が争点となる。

 屋良氏は同県北谷町出身で、フィリピン大卒。地元紙「沖縄タイムス」の論説委員や社会部長を経てフリーとなった。


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