2018年12月21日 17:34 | 無料公開
外務省が2019年度予算案で計上した新天皇即位に伴う外国元首ら賓客の受け入れのための費用は51億円となった。10億円だった前回1990年度予算の約5倍。2001年の米中枢同時テロ以降、セキュリティー対策の重要性が高まったため警備関連費が伸びた。招待客の増加も要因だ。
外国賓客が滞在中に使う防弾車の借り上げや空港で警備のために使う資機材の準備費用は、前回2億円から21億円に大幅増額となった。招待する対象国は前回の165カ国から増える見込みで、宿泊費は前回の3倍に当たる18億円を計上した。