学園ラブコメディー小説が大賞 サイバー保護策をテーマに競う

 NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は20日、サイバーセキュリティーをテーマにした小説コンテストで、東京都の会社員、中島秀明さん(48)の学園ラブコメディー「目つきの悪い女が眼鏡をかけたら美少女だった件」が大賞に選ばれたと発表した。

 男子高校生が同級生のハッカーと一緒に、校内テストの問題を漏えいさせた犯人を探る内容で、選考委員からは「ストーリー展開が良く、キーワードも正しく使っている」と高く評価された。

 中島さんには来年3月3日の授賞式で、賞金100万円が贈られる。作品は若者向けの「角川スニーカー文庫」から書籍化される。


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