競馬、レイデオロの動きシャープ 有馬記念追い切り

第63回有馬記念の最終追い切りで、クリストフ・ルメール騎手を背に調整するレイデオロ(手前)=美浦トレーニングセンター

 中央競馬の年末のドリームレース、第63回有馬記念(23日・中山2500メートル芝、G1)の最終追い切りが19日、美浦、栗東の両トレーニングセンターで行われ、ファン投票1位のレイデオロが美浦BW(ウッドチップ)でシャープな脚さばきを披露、天皇賞・秋に続くG1連覇へ前進した。

 クリストフ・ルメール騎手が騎乗。2番手から3コーナーで最後尾に下がったが、最後の直線はインから先行2頭にスッと迫り、馬なりで併入した。ルメール騎手は「途中でかわされた時、落ち着かせるのに少し時間がかかった。でも、併せてまた伸びたし、競馬に向けていいシミュレーション」と笑みを見せた。


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