東証、午前終値2万1025円 続落、ソフトバンク株の低調響く

一時2万1000円を割り込んだ日経平均株価を示すボード=19日午前、東京都中央区

 19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。朝方は下げ幅が一時200円を超え、節目の2万1000円を割り込んで約9カ月ぶりの安値を付けた。大型の新規上場となった携帯電話大手ソフトバンクの株価が低調で、投資家心理を冷やした。一方で割安感から買い戻しが入り、平均株価は前日終値を上回る場面も目立った。

 午前終値は前日終値比90円35銭安の2万1025円10銭。東証株価指数(TOPIX)は5・50ポイント安の1557・01。

 18日の米国市場では主要な株価指数が反発したが、総じて勢いを欠き、19日の東京市場で十分に追い風が吹かなかった。


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