米大統領元側近は「売国奴」 ロシア疑惑、判事が糾弾

18日、米ワシントンの連邦地裁を離れるフリン元大統領補佐官と妻(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米首都ワシントンの連邦地裁のサリバン判事は18日、ロシア疑惑に絡み連邦捜査局(FBI)に虚偽証言した罪を認めたトランプ大統領の元側近、フリン元大統領補佐官に対し「間違いなく国を売った」と述べ、売国奴と糾弾した。米メディアが伝えた。判事は同日に予定していた判決言い渡しを延期し、フリン元補佐官に疑惑捜査へのさらなる協力を促した。

 フリン元補佐官は実刑判決を回避するため、トランプ陣営とロシアの不透明な関係などについて今後も詳しく証言するとみられ、トランプ氏は危機感を強めそうだ。


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