2018年12月15日 23:00 | 無料公開
【カトウィツェ共同】ポーランド・カトウィツェで開催中の国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は15日、会期を延長して徹夜で協議し、2020年に始まる地球温暖化対策「パリ協定」の実施ルール策定に向けた大詰めの交渉を続けた。議長を務めるポーランドのクリティカ環境副大臣は、新たな合意案を提示し、妥結に向けて協議を重ねた。
合意案は温室効果ガスの排出削減状況の検証を巡り、確実な温暖化抑制につなげるため、先進国と発展途上国に差をつけず、共通の厳しい基準を適用すると規定。先進国と途上国が同じ基準で取り組むか、別々の基準を適用するかが大きな焦点だった。