竜王戦羽生、通算100期に挑む 将棋界初の偉業なるか

羽生善治竜王

 将棋の羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦している第31期竜王戦7番勝負第6局は12日、鹿児島県指宿市で始まり、午後6時、広瀬八段が49手目を封じ1日目を終えた。羽生竜王は第6局で勝てば、タイトル獲得数が前人未到の通算100期となる。

 対局は持ち時間各8時間の2日制。消費時間は後手番の羽生竜王が4時間18分、広瀬八段が3時間12分と1時間以上の差がついた。難しい局面を迎え、対局室には緊張感が漂っている。

 羽生竜王は昨年12月に竜王を奪取し、自身の通算タイトル獲得記録を99期に更新した。

 2日目は13日午前9時に始まり、同日夜には終局する予定。


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