米、機密窃取で対中圧力強化へ ハッカー起訴や責任者制裁

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は11日、中国がハッキングなどにより米国の企業秘密や先端技術を盗み取ろうとする試みに対抗するため、トランプ政権が対中圧力を強化する方針だと報じた。中国情報機関と関係するハッカーの起訴や責任者への制裁などを週内に発表する見通しという。

 米政府高官は同紙に、中国による欧米への侵害増加と、技術面で世界一の座を米国から取って代わろうとする試みに対する反撃だと説明した。

 米中関係は、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)幹部の拘束で再び緊張が高まっており、今回の圧力強化で激化する可能性がある。


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