「アイヌ文化施設」に関心持って 札幌で開設500日前イベント

アイヌ文化施設の「開設500日前カウントダウンセレモニー」に登壇した北海道の高橋はるみ知事(左端)、俳優の宇梶剛士さん(左から3人目)ら=11日夜、札幌市内のホテル

 政府が北海道白老町で建設を進めるアイヌ文化施設「民族共生象徴空間」に関心を持ってもらおうと、道は11日、札幌市で「開設500日前カウントダウンセレモニー」を開いた。2020年4月24日のオープンを目指しており、愛称を「ウポポイ(大勢で歌うこと)」とすることも発表した。

 セレモニーでは、アイヌ民族の大学生らが舞踊を披露し、高橋はるみ知事が「訪れた人がアイヌ文化に触れ、体験してもらえる施設。機運を盛り上げていきたい」とあいさつした。象徴空間のPRアンバサダーで、自らもアイヌにルーツを持つ俳優宇梶剛士さんらのトークショーも行われた。


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