新開発ポリマー素材でEV軽量化 強度維持、環境影響小さく

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大阪大で公開された、新開発のポリマー素材を車体に活用した電気自動車=11日、大阪府吹田市

 新たに開発された薄くて丈夫なポリマー素材を車体に活用した電気自動車(EV)が11日、大阪大(大阪府吹田市)で報道関係者らに公開された。強度を維持しつつ、軽量化により走行距離を延ばせ、環境への影響も小さくできるという。

 公開されたのはコンセプトカー「アイトップ」(3人乗り、全長4・28メートル、重さ850キロ)。ポリマーは従来、薄くすると壊れやすく、厚く硬くすると、もろくなる欠点があった。

 東京大の伊藤耕三教授が主導し、大阪大の原田明特任教授らが加わる研究で、ポリマーが破壊される時の分子構造を分析。薄くても強度が保たれる「しなやか」な素材を開発した。