読売・渡辺恒雄主筆、公の場に 原監督祝賀会に入院後初めて

プロ野球巨人の原辰徳監督の野球殿堂入りを祝う会に出席し、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(右)と言葉を交わす安倍首相=10日午後、東京都内のホテル(代表撮影)

 プロ野球巨人の原辰徳監督の野球殿堂入りを祝う会が10日、東京都内のホテルで行われ、頸椎の一部を骨折し、8月に入院した読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆や安倍晋三首相ら560人が出席した。

 渡辺主筆が公の場に出るのは入院後初めて。壇上で原監督は、3度目の巨人監督就任に「今回は渡辺主筆より命は受けていないが、山口オーナーからこれは主筆と全く同意見だと伝え聞いたとき、もう一度頑張ろうと思った」と、感謝の言葉を述べた。

 安倍首相は、あいさつで原監督を「政治にも詳しい。こっちの世界に来ないかなという思いもあったが監督に就任されたので諦めた」と持ち上げた。


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