2018年12月10日 07:26 | 無料公開
【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は9日、対中貿易交渉での90日間の期限は「私の考えでは動かせない締め切りだ」と述べた。期限を巡って米政権内で延長を示唆する意見もあったが、交渉を率いる同氏が明言したことで、中国に期限内の決着を迫る政権の姿勢を示した。CBSテレビで語った。
ライトハイザー氏は「90日後に満足できる回答がなければ、関税率が上がる」と述べ、中国からの輸入品2千億ドル(約22兆5千億円)分に課している追加関税を10%から25%に引き上げる意向を示した。中国には「構造改革や市場開放が必要だ」と述べた。