2018年12月8日 20:51 | 無料公開
緊急指導の中心となる内容
日本相撲協会は8日、大相撲の冬巡業先で元幕内貴ノ岩が付け人を暴行した問題を受け、各部屋の師匠全員を通じて全関取に、付け人についての緊急指導を行うと発表した。「付け人は関取の小間使いではない」「絶対に暴力を振るってはならず、互いに感謝の気持ちをもって接する」などの内容を指導する。
19日には関取対象の特別研修を東京都墨田区の両国国技館で実施し、同日の理事会では力士が暴力を振るった場合、番付に応じてどのような懲戒処分とするか一定の基準を定める。
元貴ノ岩の問題についても師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)の監督責任を含め、審議内容を発表する。