米司法長官にバー氏、捜査影響も トランプ大統領、国連大使も指名

ウィリアム・バー氏(タイム・ワーナー提供、AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、次期司法長官にブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)を指名する考えを明らかにした。年末で退任するニッキー・ヘイリー国連大使(46)の後任にはヘザー・ナウアート国務省報道官(48)を指名すると述べた。いずれの人事も上院の承認を経て決まる。

 司法長官はロシア疑惑捜査を監督する立場。前長官のセッションズ氏はロシア疑惑捜査に関与しないと表明し、不満を募らせたトランプ氏に解任された経緯があり、捜査への影響を懸念する声も出ている。経験豊富なベテランの起用で早期の人事承認を狙う考えとみられる。


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