2018年12月8日 01:06 | 無料公開
ストックホルムのカロリンスカ研究所での記念講演を終え、笑顔の本庶佑・京都大特別教授=7日(共同)
【ストックホルム共同】ノーベル賞授賞式のためスウェーデンを訪れている本庶佑・京都大特別教授は7日午後(日本時間同日夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演し、がんの免疫療法がさらに広がり「2020年代か30年代か分からないが、いつかがんを制御できるようになるだろう」と述べた。記念講演は、10日の授賞式を前に行うノーベルウイークの主要行事。
医学生理学賞を共同受賞するジェームズ・アリソン米テキサス大教授に続き、授賞理由となったがん免疫療法を巡る「獲得免疫の驚くべき幸運」と題して講演した。