ファミマ店舗に保育所整備 名古屋市、協定締結へ

 名古屋市は6日、待機児童対策として、市内にあるコンビニ大手ファミリーマートの店舗や敷地内に認可保育所を整備するため、同社と協定を締結すると発表した。市によると、コンビニに認可保育所を整備するのは全国初とみられ、2020年度にも新設したいとしている。

 協定では、新規出店の際に建物の2階部分に保育所を設けることなどを想定。閉店した店舗で保育所に適した物件がないか、ファミマ側から情報提供してもらうことも検討している。

 市によると、市内の待機児童は10月現在、181人。希望する保育所に入れない「隠れ待機児童」は約1900人。


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