宮崎県知事選が告示 現職と新人が届け出

 任期満了に伴う宮崎県知事選が6日告示され、いずれも無所属で、共産党県委員長の新人松本隆氏(57)=共産推薦=と、3選を目指す現職河野俊嗣氏(54)=自民、立民、国民、公明、希望、社民推薦=の2人が届け出た。河野氏の県政運営に対する評価が主な争点で、23日に投開票される。

 与野党が相乗りして推薦する河野氏は、高速道路や港湾の整備といったインフラの強化や、食品関連産業の振興などの実績をアピールする。人口減対策や、基幹産業の農林水産業の海外販路拡大なども重視する。

 松本氏は「安倍政権に追随し、主体性がない」と河野氏を批判。子どもの医療費助成の拡大などを掲げる。


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