2018年12月5日 19:25 | 無料公開
羽生善治竜王
将棋の第31期竜王戦7番勝負の第5局は4、5の両日、石川県七尾市で指され、先手の羽生善治竜王(48)が139手で挑戦者の広瀬章人八段(31)を破り、対戦成績を3勝2敗とし、防衛に王手をかけた。羽生竜王が第6局で勝てば、タイトル獲得数が前人未到の通算100期となる。
羽生竜王は昨年12月、竜王を奪取し、史上初の永世七冠を達成。自身の持つ通算タイトル獲得記録を99期に更新し、夢の大台にあと1期とした。その後の名人戦7番勝負、棋聖戦5番勝負では続けて敗れたが、防衛戦となる今期の竜王戦で初の快挙を目指す。
第6局は12、13の両日、鹿児島県指宿市で行われる。