入管法改正、7日成立へ 与党が方針、会期延長せず

 与党は5日、外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を7日の参院本会議で可決、成立させる方針を固めた。与野党は6日の参院法務委員会審議に安倍晋三首相が2時間出席することで合意。与党は6日の法務委採決を目指す。首相は自民党の萩生田光一幹事長代行と官邸で会談し、10日が会期末の今国会を延長しないと確認した。成立阻止を図る立憲民主党は、法務委員長の解任決議案や山下貴司法相問責決議案、内閣不信任決議案提出を視野に入れ対抗する構え。

 首相は萩生田氏との会談で、入管難民法改正案について「最後までしっかり取り組んでいこう」と述べた。


  • LINEで送る