2018年12月5日 12:34 | 無料公開
東京市場とニューヨーク市場の株価下落を示すボード=5日午前、東京・八重洲
5日午前の東京株式市場は前日の米株安の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが出た。日経平均株価(225種)の下げ幅は、一時300円を超え2万2000円を割り込んだ。投資家のリスク回避姿勢が強まり、国債市場では長期金利が一時、取引時間中として約4カ月ぶりの低水準となった。
午前終値は、前日終値比89円11銭安の2万1946円94銭。東証株価指数(TOPIX)は4・80ポイント安の1644・40。
前日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦や米国の景気後退への懸念から急落。終値の下げ幅が過去4番目の大きさを記録した。