東証、午前終値2万1946円 一時300円安、米株安引き継ぐ

東京市場とニューヨーク市場の株価下落を示すボード=5日午前、東京・八重洲

 5日午前の東京株式市場は前日の米株安の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが出た。日経平均株価(225種)の下げ幅は、一時300円を超え2万2000円を割り込んだ。投資家のリスク回避姿勢が強まり、国債市場では長期金利が一時、取引時間中として約4カ月ぶりの低水準となった。

 午前終値は、前日終値比89円11銭安の2万1946円94銭。東証株価指数(TOPIX)は4・80ポイント安の1644・40。

 前日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦や米国の景気後退への懸念から急落。終値の下げ幅が過去4番目の大きさを記録した。


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