2018年12月4日 10:38 | 無料公開
防衛省は４日、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古移設に向け、同市安和の民間会社桟橋で行っていた埋め立て用土砂の船への積み込み作業を一時中断した。県側から、違法との指摘を受けたための措置。岩屋毅防衛相は記者会見で「事実関係を確認中で、不備があれば改める」と述べた。
政府は１４日に辺野古沿岸部へ土砂を投入する方針。岩屋氏は「影響がないように事業を進めていきたい」と語った。
作業は「琉球セメント」の桟橋で３日から実施していた。玉城デニー知事は３日の会見で同社の桟橋設置工事に関し、必要な手続きをしていないと指摘。立ち入り検査する考えを示していた。
