中ロとの軍拡歯止め意欲 米大統領、INFを念頭

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は3日、ツイッターで、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領との間で「制御が利かなくなっている軍拡競争の歯止めに向けた協議をいずれ始めることになるだろう」と投稿し、意欲を示した。

 米国がロシアとの中距離核戦力(INF)廃棄条約を破棄する方針を表明し、核軍拡への懸念が広がっていることを念頭に置いた発言。条約の対象に入っていない中国を含めた枠組みを検討したい考えとみられる。

 トランプ氏は1日、20カ国・地域(G20)首脳会合が開かれたアルゼンチンで習氏と首脳会談を行い、貿易不均衡の是正に向けて協議することで合意した。


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