イノシシねぷた作り最盛期、青森 「突き進む年に」

来年の干支にちなんだイノシシのねぷた=青森県弘前市

 青森県弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」で来年の干支にちなんだイノシシのねぷたの製造、販売が最盛期を迎えている。子どもの「うり坊」をイメージ。胴体にはイノシシ肉の通称と津軽家の家紋にちなんだボタンの花が描かれている。「まっすぐ突き進む良い年になれば」と製作者の檜山和大さん(45)。

 干支ねぷたは竹や針金の骨組みに和紙を貼り、目や口を描いて色を付ける工芸品「金魚ねぷた」をアレンジしたもので、34回目。球形で大きさは3種類あり、直径6〜16センチ。インターネットでも販売している。


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