2018年12月1日 13:56 | 無料公開
自民党の甘利明選対委員長は1日、来年夏の参院選と衆院選の同日選実施の可能性に関し「安倍晋三首相と接している限り、現時点でそういう雰囲気は伝わってこない。しかし、いつ何があってもいいように備えてほしい」と述べた。普段から選挙を意識して活動するよう求めた発言とみられる。一方、公明党の山口那津男代表は同日選実施を重ねてけん制した。
甘利氏は大津市で開かれた自民党滋賀県連会合で講演。党内に同日選を求める声があると紹介した。参院選の改選1人区については「その勝敗が政権の安定とダイレクトに関わってくる」と指摘。「ゆめゆめ油断なきようにしてほしい」と求めた。