ストーブ列車が運行開始 青森・津軽に冬到来

津軽鉄道の「ストーブ列車」を楽しむ乗客=1日午前、青森県五所川原市

 青森県・津軽平野の冬の風物詩として知られる津軽鉄道(五所川原市)の「ストーブ列車」が1日、運行を始めた。乗客は客車に設置されただるまストーブであぶったするめを食べたり、振る舞われた酒を飲んだりと満喫、車内は温かな雰囲気に包まれた。

 1940年代から50年代にかけ製造された客車2両は木製の窓枠や座席が残り、車内はレトロな雰囲気に満ちている。

 来年3月31日まで1日2、3往復運行。津軽五所川原―津軽中里(中泊町)の20・7キロを片道約45分間で走る。運賃に加え、特別料金400円が必要。


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