南スーダン、女性百人超が被害 武装勢力に襲われ、子どもも

 【ナイロビ共同】国境なき医師団(MSF)は11月30日、南スーダン北部で多数の女性や10歳未満の女児がレイプなどの暴力被害に遭い、125人を治療したと発表した。食料を求め徒歩で移動していたところ、武装勢力に襲われたという。

 11月19日からの10日間で発生し、レイプされたり殴られたりしたほか、金銭や服、くつを奪われた。被害者の中には女児や妊婦、65歳を超す女性もおり、北部の主要都市ベンティウの医療施設で治療を受けた。

 女性たちは身の安全のため大勢で歩いていたが、それを上回る人数の武装勢力に襲撃されたという。


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