東京医大が推薦入試実施 不正後初、107人が受験

 女子らを合格しにくくする不正入試が発覚した東京医科大で、来春の新入生を選ぶ医学部医学科の推薦入試が1日実施された。不正発覚後、初の入試となり、一連の問題を受け、従来非公表だった推薦入試の配点をあらかじめ示すなど内容を一部見直した。

 この日は一般公募(定員20人以内)や、茨城・山梨両県の出身者を対象とした地域枠(定員茨城分8人以内、山梨分2人以内)を実施。東京医大によると、計109人が出願し、107人が受験した。

 推薦入試では、小論文や学力テスト、面接などを実施し、透明性確保のため各配点を公表した。


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