ホテル利用客5億人の情報流出か 世界最大手チェーン、マリオット

米ニューヨークのマリオット・インターナショナル傘下のホテル=2015年11月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】世界最大のホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルは30日、高級ホテル「ウェスティン」や「シェラトン」などの予約データベースに不正なアクセスがあり、最大で約5億人の利用客情報が流出した恐れがあると発表した。

 マリオットの広報担当者は共同通信の取材に「世界規模の出来事であり、9月10日以前に予約した顧客は影響が出る可能性がある」と説明。国別の数は明らかにしていない。

 このうち約3億2700万人については、名前やメールアドレス、パスポート番号などの個人情報が流出したとみられる。不正アクセスがあったのは、2014年以降という。


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