もんじゅ核燃料取り出し作業中断 機器の部品交換のため

 日本原子力研究開発機構は30日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、燃料出入機の部品交換のため、28日から使用済み核燃料の取り出し作業を中断したと発表した。交換が終わり次第、近く再開するという。

 機構によると、25日の取り出し作業後に関連機器のデータを確認したところ、出入機が燃料を引き上げる速度が通常より遅かったため、26日は取り出し作業を行わずに機器を調整。27日に作業を再開したが改善せず、出入機の動きを調節している部品を交換することにした。


  • LINEで送る