2018年11月30日 16:23 | 無料公開
インタビューに応じるチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相=インド・ダラムサラ(共同)
【ダラムサラ共同】インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相は30日までに、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(83)の体調は大変良く、後継者選出に関する議論は「ダライ・ラマの判断にかかっている。現時点では一歩一歩進めていかなければならない」と述べ、急がない考えを示した。共同通信との単独会見に応じた。
センゲ氏は1月、ダライ・ラマ死去後に生まれ変わりを探す現行の「輪廻転生」制度とは異なる選択肢も含め、同仏教の高僧会議で議論する計画があることを明らかにしていた。