辺野古移設、沖縄県の申し出受理 係争委、2月までに判断

埋め立て関連工事が再開した沖縄県名護市辺野古の沿岸部=6日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古施設を巡り、総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」は30日、県からの審査申し出書を受理したと発表した。埋め立て承認撤回の効力を国が停止したのは不当と訴える内容で、県が郵送していた。審査期限を90日以内と定めた地方自治法に基づき、2月28日までに判断する。

 承認撤回の効力停止は、工事主体の防衛省沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき10月17日に申し立て、石井啓一国土交通相が同30日に認める決定をした。


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