「イプシロン」1月に打ち上げ 人工流れ星衛星など

 文部科学省は30日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型固体燃料ロケット「イプシロン」4号機を来年1月17日に打ち上げると発表した。宇宙部品の性能を確かめるための実証衛星や、流れ星を人工的に発生させる超小型衛星など計7個の衛星を軌道に投入する計画。

 ロケットは鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる。東京のベンチャー企業「ALE(エール)」が開発した人工流れ星衛星は、軌道上から特殊な粒子を放出して大気圏に突入させる仕組み。発生した流れ星は地上からも観測できると期待されている。


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