2018年11月30日 05:24 | 無料公開
裁判所を出るトランプ大統領の元顧問弁護士コーエン被告=29日、ニューヨーク(ロイター=共同)
【ワシントン共同】2016年米大統領選にロシアが介入した疑惑に絡み、トランプ大統領の元顧問弁護士コーエン被告は29日、ニューヨークの裁判所で、複合企業「トランプ・オーガニゼーション」のロシアでの不動産事業に関して米議会で虚偽の証言をしたとする罪を認めた。AP通信が伝えた。
被告は昨年に米上院の委員会で、モスクワに高層ビル「トランプタワー」を建設する計画を巡る協議が16年1月に終了したと証言したが、29日に、実際は16年6月まで続いていたと述べた。トランプ氏が16年5月に共和党の大統領選候補となるのが確実となった後もロシア事業の計画が続いていたことになる。