玉城氏、政府方針「非常に残念」 辺野古への土砂投入

 沖縄県の玉城デニー知事は29日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、12月中旬に土砂を投入するとの政府の方針について「(政府との)対話で何らかのいい結果に導いていけると思っていたが、非常に残念だ」と述べた。県庁で記者団に語った。

 県による埋め立て承認撤回の効力を石井啓一国土交通相が停止したのを不服として、第三者機関「国地方係争処理委員会」に同日審査を申し出た理由については「国交相は内閣の一員で新基地建設を推進する立場にあり、停止を判断する地位にはない。著しい地位の乱用で違法だ」と説明した。


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