2018年11月29日 16:06 | 無料公開
日銀の政井貴子審議委員は29日、日産自動車の前代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者が私的な投資の損失を日産に付け替えた疑いに、政井氏自身が関与したとの一部報道について「当時の個別取引は、守秘義務の観点から答えは差し控えたい」と説明した。福岡市内の記者会見で、記者の質問に応じた。
政井氏は2007〜11年、新生銀行のキャピタルマーケッツ部の部長だった。一部報道では、この期間に関与したとしているが、政井氏は新生銀がゴーン容疑者の取引に関わったかどうかも回答しなかった。