中学生人権作文コンテスト 最優秀に岡山の2年生

 法務省は28日付で、第38回全国中学生人権作文コンテストの入賞作品を発表した。最優秀の内閣総理大臣賞には岡山県立岡山操山中2年、小西珠生さんの「学ぶことは生きること」が選ばれた。

 夏休みに学習ボランティアとして夜間中学に通った小西さん。そこで出会った人の学びに対する情熱をまぶしく感じ、自分がいかに恵まれているか痛感したと紹介。学びを求めている人に教育の機会を届けたい、自分も共に学んでいきたい、とつづった。

 7342校から93万3992人が応募。内容別では、いじめが26・2%で最多。次いで、戦争・平和が10・4%、障害者関連が10・2%だった。


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