2018年11月27日 21:33 | 無料公開
27日、ベイルートで会談するレバノンのバシル外務・移民相(左)と山口又宏・駐レバノン大使(共同)
【ベイルート共同】レバノンのバシル外務・移民相は27日、ベイルートの同国外務省で、山口又宏・駐レバノン大使と会談し、東京地検特捜部に逮捕された日産前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の勾留が長期化することへの懸念を伝達、「透明かつ公正な形」で事件を解決するよう要請した。
山口大使は取材に「話を聞いただけで、こちらから伝えたことはない」と説明した。
バシル外相は会談の冒頭、ベイルートで少年時代を過ごしレバノン国籍を有するゴーン容疑者について「最も重要なレバノン人の一人。とても心配している」と語った。