宮崎6人殺害、現場からなた発見 別々の部屋で次々襲撃か

住人5人と知人男性の遺体が見つかった宮崎県高千穂町の民家=27日午前8時32分

 宮崎県高千穂町の民家で世帯主の農業飯干保生さん(72)ら住人5人と知人男性が殺害された事件で、血の付いたなたが現場で見つかっていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

 死亡した6人のうち、屋外で見つかった飯干さんの妻実穂子さん(66)を除く5人は、複数の部屋で倒れていたことも判明。高千穂署捜査本部は一定の時間をかけ、なたなどで次々と襲われたとみている。

 捜査関係者によると、実穂子さんら数人は多量の出血がみられ、切り付けられたとみられる外傷があった。捜査本部は司法解剖して死因を調べる。


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