米軍機墜落で抗議決議 沖縄県議会、飛行停止求め

12日に米海軍のFA18戦闘攻撃機が墜落した海域

 沖縄県議会は27日、那覇市の東南東290キロの海上に米原子力空母ロナルド・レーガン艦載機のFA18戦闘攻撃機が墜落した事故を受け、原因が究明されるまでの間、戦闘機の飛行停止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

 抗議決議や意見書は、安倍晋三首相やハガティ駐日米大使ら宛てで「安全管理体制の改善がなされないまま訓練を繰り返す米軍の姿勢は、断じて許されない」とした。

 現場は多くの漁船が集まるとも指摘し「一歩間違えば、操業中の漁業者を巻き込む大惨事を引き起こした」と懸念を表明した。

 事故は12日に発生。操縦士と副操縦士が緊急脱出し、救助された。


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