2018年11月26日 19:22 | 無料公開
死去したベルナルド・ベルトルッチ氏(AP=共同)
【ローマ共同】映画「ラストエンペラー」などで知られるイタリア映画界の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が26日、ローマの自宅で死去した。77歳だった。イタリアのメディアが伝えた。長く病気を患っていたというが、詳しい死因は報じられていない。
1941年、同国北部パルマ生まれ。62年に映画監督としてデビューした。72年に公開され、過激なラブシーンが話題となった「ラストタンゴ・イン・パリ」で一躍有名となった。
中国の清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描いた「ラストエンペラー」(87年)で米アカデミー賞の作品賞・監督賞などを獲得した。