2018年11月25日 20:31 | 無料公開
24日、シリア・アレッポで病院のストレッチャーに横たわった女性(シリア国営通信提供・ロイター=共同)
【ベイルート共同】シリアの国営通信によると、北部アレッポに24日夜、ガス弾が撃ち込まれ、市民107人が呼吸困難の症状で治療を受けた。「テロ組織の犯行」で、塩素ガスが使用された可能性が高いとしている。
反体制派に近いシリア人権監視団(英国)も、アレッポ西部に砲弾が撃ち込まれ、94人が呼吸困難の症状を示したと発表した。ただ攻撃をした勢力は特定していない。
アレッポに近い北西部イドリブ県などでは10月以降、ロシアとトルコの合意で非武装地帯(DMZ)設置の試みが続いている。