大相撲三賞、貴景勝に殊勲と敢闘 阿武咲は11勝で敢闘賞

殊勲賞と敢闘賞の貴景勝(左)と敢闘賞の阿武咲=福岡国際センター

 大相撲九州場所千秋楽の25日、三賞選考委員会が開かれ、1横綱2大関を破って13勝2敗で初優勝を果たした小結貴景勝が3度目の殊勲賞と2度目の敢闘賞に輝いた。三賞ダブル受賞は名古屋場所の関脇御嶽海以来。

 平幕の阿武咲は千秋楽に受賞の条件とされた11勝目を挙げ、3度目の敢闘賞。錦木、松鳳山、隠岐の海、碧山の平幕4人が千秋楽の勝利を条件に敢闘賞候補に挙がったが、いずれも落選した。

 技能賞は2場所連続で該当者なし。先場所の三賞は1947年秋場所の制定以来、初めて全ての賞に該当者がいなかった。


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