2018年11月24日 18:35 | 無料公開
北センチネル島で死亡した米国人宣教師の男性=10月撮影(AP=共同)
【ニューデリー共同】インドのベンガル湾にあるアンダマン諸島の北センチネル島で、先住民に接触しようとした宣教師の米国人男性が死亡していたことが、24日までに分かった。島外からの接触を拒否してきている先住民が矢で攻撃したとみられている。島への上陸は原則禁止されている。インドメディアなどが報じた。
20代の男性は15日に上陸し、住民から矢を射られて退散したが、16日に再上陸。17日に、島の海岸で男性の遺体を先住民が埋めているのを、男性を島まで運んだ漁師が沖合で停泊していた漁船から目撃した。埋められていた遺体は、服装などから宣教師に間違いないとみられている。